【この動画、すごい!】をふり返ってみた
ぱち
重力に反してる、、、
じん
これはアイベックスが、ダムの岩からにじみ出る塩をなめているところだよ。
アイベックス
アイベックスはヤギの仲間で、ヨーロッパアルプス、シベリア、中東の高地に生息します。
肩高65~105cm、体重35~150kgで、オスの角は70~140cmで後ろに大きく湾曲しており、メスの角は小さくて15~38cmになります。
主に山岳地帯に生息し、2つに分かれたヒヅメと柔らかい肉球を持ち、険しい岩山などを巧みに走り回ります。
草食動物の中では最も標高の高いところに生息し、その生息域は標高500~5000mに達します。
また、オスの角は年々成長し10kgを超える大きさになります。
この角には薬効成分があると珍重され、狩猟の対象となり生息数を減らしましたが、現在は各国で保護の対象になっています。
じん
このビデオが撮影されたのは、イタリアアルプスの海抜2,262mにある「シンジーノダム」というところ。
1930年にできた石造ダムでその石は塩分を含んでいるんだ。
じん
小さくはり付くように写っているのがアイベックスだよ。
ぱち
どうしてアイベックスは危険をおかしてまで塩をなめるんですか?
じん
塩は動物の成長やからだの維持に絶対に必要なミネラルなんだ。
とくに草食動物は肉食動物よりも塩分が不足してしまう。
じん
動物園なんかでは、鉱塩とよばれる塩のかたまりを動物になめさせているところが多いよ。
じん
これは塩をおいしそうになめる家畜のヤギさん。
ぱち
本能的に塩が必要だって分かるんですね!
ぱち
でもアイベックスが落ちないかと心配で、、、
じん
足元の岩が突然崩れたり、オオカミなんかの敵に追われて足を踏み外さない限りは大丈夫らしいよ。
じん
これはキツネに追われているアイベックスの子ども。
かれらの身体能力がよく分かるよ!
残念、日本の動物園にはいません、、、
ぱち
これもおすすめ!