【この動画かわいい!】をふり返ってみた
ホホジロザメが狙っているからね。
このチャンネルの「Spy In The Wild」という企画で、より近くから生態観察するために作られたんだよ。
ラッコ
ラッコは、イタチ科カワウソ亜科の哺乳類で、体長 100~130cm,尾長 25~37cmです。
体重はオス22~45kg、メス15~32kg、産まれた時は 1.4~2.3kgあります。
生息域は、アラスカからカリフォルニア、アリューシャン列島から千島列島の、比較的浅い沿岸部に分布します。
体毛は密に生えていて、下毛の間の空気の層が保温の役目をします。
そのため、頻繁に毛づくろいしますがその姿は愛らしいく映ります。
体の保温のため大食漢で、アワビ、ウニ、二枚貝、カニなどを一日に体重の20%食べます。
背を下にして浮かび、腹の上でアワビやウニの堅い殻などを石で割ったりして食べます。
夜はケルプ(オニコンブ)に体を巻きつけ、海に浮かんだまま眠ります。
ネコくらいだと思ってました、、、
北海道沿岸で、たまに迷い込んできたラッコが目撃されている。
北海道の釣りあるある。 pic.twitter.com/Cb2WkZxKsY
— しば たい (@Fishman_LIFE) July 28, 2019
「ラッコ」とは、アイヌの人たちの呼び方なんだよ。
18世紀以降、世界的に毛皮ブームが巻き起こりました。
クロテンと並びラッコの毛皮は、毛密度が濃く保温性にも優れているので最高級品として人気がありました。
とくにアラスカとカリフォルニア沿岸では、ロシアとアメリカの合弁会社がラッコを乱獲しその生息数を激減させました。
合弁会社が活動した35年間で、カリフォルニアのラッコはほぼ全滅したといわれています。
そして20世紀初頭には、絶滅を危惧した日本、ロシア、カナダ、アメリカの4か国で保護条約が結ばれます。
近年は、商業取引の規制によりラッコの個体数は徐々に回復しつつありますが、いまだ元に戻ったレベルではありません。
また、1989年にアラスカで起こったタンカーの原油流出事故により、体毛に付着した油が原因で6,000頭が命を落とした事例もあります。
現在ラッコは、国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に指定されています。
ラッコがいる水族館 (個体数)
マリンピア日本海|新潟県新潟市(1)
鳥羽水族館|三重県鳥羽市(1)
アドベンチャーワールド|和歌山県白浜町(1)
須磨海浜水族園|兵庫県神戸市(2)
のとじま水族館|石川県七尾市(1)
マリンワールド海の中道|福岡県福岡市(2)
2019年9月現在 全国で8個体のみです
ラッコに会えるよ!
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