【この動画、すごい!】をふり返ってみた
お腹空かした子どももいるしね。
亜種というのは大きな違いはないけどちょっとした特徴がある種のこと。
おもな亜種を4つ紹介するね。
ハイイロオオカミ(原種)
生息地:ユーラシア大陸、北アメリカ大陸と広範囲に生息。
形態:体長100~160cm、体高60~90cm、体重25~50kg。メスは一回り小さい。
体色:灰褐色が多く白から黒まで。
特徴:犬に比べ頭の位置が低い。聴覚・嗅覚に優れ、夜間でも獲物を捕らえる視力を持つ。
ツンドラオオカミ
生息地:ユーラシア大陸のツンドラ地帯。
形態:体長118~137cm、体重40~49kg。
体毛:白から薄い灰色で毛足は長い。
食性:トナカイのメスや子ども、キツネ、野ウサギなどを狩る。
ヨーロッパオオカミ
生息地:ユーラシア大陸に広く分布。ロシア、カザフスタンに多い。
形態:体長105~160cm、体重32~50kg以上。
体毛:茶色がかったオレンジ色が多く、毛足は短い。
食性:ヘラジカ・トナカイ・イノシシ・野生のヤギなどを狩る。
ネブラスカオオカミ
生息地:五大湖沿岸からカナダにかけて分布。
形態:体長140~170cm、体重27~50kg。
体毛:白から明るい灰色、黒が混じってまだらの個体が多い。
食性:バイソン・バッファロー・シカなどを狩る。
メキシコオオカミ
生息地:絶滅危惧種に指定され、保護プログラムのもとでアリゾナ州とニューメキシコ州で約150頭が生息。繁殖施設で約250頭が飼育されている。
形態:体長120~150cm、体重25~35kgでオオカミの中では最小。
体毛:黒・茶・灰色の混合色。
食性:ヘラジカ・オジロジカ・野ウサギなどを狩る。
日本にもニホンオオカミがいたけど明治の終わりに絶滅してしまったよ。
いま保護管理されているメキシコオオカミよりもさらに小型で、体重は15kgしかなかったらしい。
それがオオカミに伝染して多くのオオカミは病死したり処分されたりした。
もちろん開発による生息域の減少もあるけどね。
オオカミの頭蓋骨を飾ると魔よけになると信じられていたんだ。
人間が草食動物を狩猟するようになり、獲物を求めてオオカミは危険な人里に下りてくるようになった。
そして家畜を襲うようになり絶滅レベルまで駆除され続けたんだ。
餓死する動物が多くなり森林の生態系がおかしくなった。
オスとメスのペアが中心で、その子どもたちやペアの兄弟で形成されている。
獲物を食べる順番もきびしく決められていて、アルファがいちばん最初にありつける。
もしアルファがケガをしたり死んでしまった場合、すぐにベータがリーダーのアルファと入れかわるんだ。
だから、自分たちより大きなヘラジカやバッファローも倒すことができる。