【この動画泣ける!】をふり返ってみた
世界で初めて手話を使い人間とコミュニケーションがとれたといわれているゴリラなんだ。
独立記念日には花火が打ち上げられるから日本語で「花火子」Hanabi-Koと名づけられた。
ココ(Koko)はニックネームなんだ。
ゴリラ(ローランドゴリラ)
分布:ウガンダ・アンゴラ・ガボン・コンゴ・カメルーン等。
形態:身長150~180cm、体重80~180kgでメスはオスよりもひと回り小さい。オスは13歳前後で背中の体毛が白くなり「シルバーバック」とよばれるようになる。また、ゴリラは18歳前後で後頭部が張り出してくる。
※ココは身長175cm、体重127kg
食性:果実や木の葉を食べる草食性だが、アリやシロアリも食べる。
生態:ゴリラの社会構造は単独のオス・オス1頭とメスが複数・オスとメスが複数いるグループに分けられる。昼間に行動し、夜は毎回違う場所で寝床を作り休む。昔から凶暴な性格の動物だと思われてきたが、最近の研究ではそれは誤解だったいわれることが多い。群れ同士は敵対関係ではあるが、基本ナワバリを持たないので争いはお互いに避ける傾向にある。よほど危機的な状況で追いつめられない限りは、攻撃性の少ない温厚な性格だといわれている。出産は3~4年に1回で、寿命は40~50年。
その他:多様な鼻歌のような声を発しコミュニケーションをとる。意外にも警戒心が強く、ストレスによる病気で死に至ることもある。
参考:Wikipedia
ナショナルジオグラフィックは自然科学などをテーマにしたアメリカのドキュメント雑誌で定期購読者が850万人もいる。
動画を配信している「ナショジオチャンネル」も有名だよね。
≫ Koko's Tribute to Robin Williams
Koko the gorilla, pictured here on the October 1978 cover of National Geographic, has died at 46. pic.twitter.com/DlHANqVYlE
— National Geographic Magazine (@NatGeoMag) June 21, 2018
ゴリラとしては長生きで眠ったままの自然死だった。
ところでココ、手話はどこで覚えたんですか?
そこでココは心理学者のフランシーヌ・パターソン博士と出会い、人間とゴリラの手話によるコミュニケーションの研究が始められた。
1976年のことだからココとは長いつき合いだったんだね。
最初博士はココに子ネコのおもちゃを与えたけど興味を示さなかった。
でも、ちょっと勇気がいりますよね、、、
ココは自分と同じ尻尾のない「ボール」という名の子ネコを選んだ。
でも、悲しいことにボールはクルマにひかれて死んでしまう。
博士がココにボールの死をつたえるビデオがこれ。
Koko the Gorilla plays with her kitten, All Ball
最後のほうでココが泣いている声がしました、、、
昔からココは、ゴリラのぬいぐるみを抱きかかえて「赤ちゃんが欲しい!」というメッセージを博士に送っていたらしい。
ココの優しさが伝わってきます、、、
仲間が「死」んだときにいつもと違った行動をとる動物はいるけど、人間みたいに悲しみの感情があるかまでは分からない。
ココが「死」について答えた有名なエピソードがある。
彼女は「死」の概念も理解しており、手話で「ゴリラはいつ死ぬのか?」と問われると「年をとり 病気で」と回答し、「その時何を感じるのか?」という質問には「眠る」とだけ答えた。
そして、「死んだゴリラはどこへ行くのか」と聞くと、「苦痛のない 穴に さようなら」と答えた
引用:Wikipedia
ココはゴリラが人間に近い感情を持つことを教えてくれたんだね。
Koko's Legacy; Part 2: The Voice of Nature
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