【この動画泣ける!】をふり返ってみた
そんな鹿に、死神はだんだん惹かれていきます。
あのシーンは日本人的な感覚でせつなくなる。
動物は死の意味を理解しているのか
よく、犬や猫などのペットは、死期が近づくといつもと違う行動をとるといわれています。
飼い主からはなれない、逆にどこかに身を隠す、弱っているのに急に元気になる。
数年前には、飼い主と自ら手をつなぐ、死期の近い猫の写真が話題になりました。
これは、人間側からの憶測かも知れませんが、ペットが飼い主に、心配かけまいとしている行動のように見えます。
では、ペットとは少し違う、野生動物の場合はどうでしょうか。
概ね、野生動物は自分が弱ってくると、敵から襲われないため、安全な暗がりに身を隠します。
これは野生動物の本能であり、「死」を予見しているものではないといわれています。
死んだ仲間の周りをうろつく象の群れ、死んだ子どもを14日間離さず泳ぎ続けたシャチ、などの目撃例はたくさんあります。
しかしそれは、「死」を悲しんでいる行動なのかは解明されていません。
動物は、「死」を理解できなくても、大切なものから離れたくない「愛情」はあるように思えます。
でも、死ぬことは自然なことで、だれにもコントロールできない。