【この動画、考えさせられる!】をふり返ってみた
子どもたちはふだんはふもとの学校に泊まっている。
2週間に一度大人が迎えに行き頂上の村に帰ってくるんだ。
頂上にあるアチュラー村はクリフビレッジ(崖の村)とよばれている。
四川省大涼山懸崖村(アチュラー村)
アチュラー村は四川省の南西部に位置し標高は1600mあります。
村には72世帯(約500人)住んでおり、そのうち学校に通っている子供は15人(2016年当時)います。
村の産業は農業と牧畜で、温暖な気候(平均気温19℃~25℃)から昔よりほぼ自給自足の生活をしてきました。
ただし、農作物を売りに行くときや子どもが学校に通うときはふもとの村まで下りなければなりません。
ふもとまでの道がないので高さ800mの危険な崖を上り下りする必要があります。
崖にはツルでできた17本のはしごが岩山にそってかけられており、ほとんど垂直な場所もあります。
かなり慣れた大人でも崖を下るのには1時間、上りには1時間半かかります。
それ以外に病気なった村人を病院に運べず亡くなった例もある。
移住計画もあったけど、町で暮らせば現金収入が必要だから村人には難しい。
若い人ならともかく、おじいさんやおばあさんは村を出たがらないと思うよ。
ツルのはしごから鉄パイプ製の手すりつき階段に付けかえられたんだ。
テレビやパソコン用の光ファイバーや荷物用のケーブルも設置され暮らしも変わった。
村でもそれを期待して案内板作ったり、頂上の村で特産品やジュースとかカップラーメンを販売していたんだ。
原因は安全にはなったけどあの鉄の階段を上るのは相当キツイらしい。
村までたどりつけない人が多いんだ。
便利になったけど現金収入を得るのは大変なんだ。
まあ、お金だけが豊かさじゃないけどね。
Would You Send Your Kid on a Deadly Climb to School? Here, It Happens | National Geographic
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